ステロイド 離脱の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
数年前から首が痒くなり、その痒みが全身に広がり、腕はかぶれたようになってしまいました。皮膚科からはステロイド剤が処方され、2日に一回は点滴でかゆみを抑えに病院に行くという毎日。
かくと皮膚はさらに汚くなるので、かかないように腕に冷たく湿らせた包帯を毎晩ぐるぐる巻きにして寝るという事でした。見ると、やはり「あばけた」ような状態で『長くかかるだろうなぁ~』と思いながらも、漢方薬と皮膚を保護してかゆみを抑えてあげるやさしいローションを差し上げました。
85歳の女性
一か月後には、汚くなっていた皮膚が少しおさまったようになり、聞くと「ステロイドは全く塗らず、病院の点滴通いもしなくて良くなった」との事。
一番皮膚に熱がこもり痒くなる夏の暑い時に治まっていたので、「この調子で続けるように」と漢方薬をお渡ししました。
その後も調子が良く、再発しないようにと漢方薬もローションも続けて頂いています。
皮膚病は治るのに時間がかかります。特にステロイドを長期使っていらっしゃった方たちは大変時間がかかります。今回の85歳の女性は赤みなどはなかったのですが、皮膚が硬く色が黒っぽくなってしまっていてその部分がたまらなく痒いとの事でした。
最近ではかゆみの部分の相談だけでなく「お顔のシミが気になるの」などと、きれいになりたい‘欲望’まで出てこられています。元気出ないと欲も沸いてきません。
今ではローションがお気に入りで全身に使っていらっしゃいます。漢方薬も「もう少し続けようかね。」とずっと続けて下さっています。
TEL:0955-72-4931
住所:佐賀県唐津市千代田町2583-33